2024年12月27日金曜日

年末の挨拶

拝啓 年末の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 本年も格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。 2024年を振り返りますと、スポーツ界では多くの感動がありました。特に大谷翔平選手のワールドシリーズでの活躍は、多くの人々に勇気と感動を与えたことでしょう。同様に、ボクシングというスポーツもまた、多くの感動と学びを私たちに提供してくれました。 ジムでは、34歳という年齢でプロテストに挑戦し、見事合格された選手がいました。試験後、八重洲口の居酒屋で飲んだ一杯の生ビールの味、そして忘れられない試合は、今でも心に深く刻まれています。また、今年も多くの方々との出会いと別れがあり、ジムの運営を通じて感動を共有できたことに、深く感謝しております。 経営に関しては、特筆すべき大きな失敗や後悔もなく、平穏な一年でした。挑戦すべき課題は多々あるものの、毎年「安定した運営」を心掛けております。しかし、振り返れば、失敗が無いということは、挑戦の機会が少なかったとも言えるかもしれません。 幼少期には「無謀」「極端」「無茶」といった言葉で形容されることが多かった私ですが、最近ではそうした評価をいただくことも少なくなりました。「変わっている」と時折言われることはあるものの、ごく普通の人間になったのかもしれません。52歳を迎えるにあたり、「あと何ができるだろう」と自問自答する日々です。 2025年には、リスクを恐れず、大きな挑戦をし、仮に失敗や後悔があったとしても、それを糧に成長していく一年にしたいと考えております。とはいえ、「失敗しない!!!」こともまた、私らしさかもしれませんが...(笑)。 来年も、ジムの運営を通じて、皆様に感動と成長の場を提供できるよう努力してまいります。どうぞ引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。 敬具 ミナノボクシングジム 会長 岡根祐一